Tekka Advent Calendar 19日目
Tekka Advent Calendar 2016こちらは19日目の記事です。
昨日の記事はTattさんの活動がよくわかるものでした。
Tekka Advent Calendar 2016 - 18日目
では超簡単に創作についてと、今年と今後の赤井についてちょっと書いておく。
これをもってTekka Advent Calendar 19日目とさせてもらう。
まず、何かを作るということは、まったく大したことではない。
何を受け、何を考え、何を発するのかという情報生命体の鼓動だ。
どこにでもあるコトを、あなたというフィルターを通して感じられる状態にする。
例えば音楽を聴いている、カッコイイ音楽、かわいい音楽、なんでもいい。
そういった経験を繰り返すと、いつか聞いたことがないメロディが自分の中で響く。
大半は何かの模倣なのだが、オリジナルだと勘違いしなければ創作は始まらない。
ところで、赤井は今まさにくじけようとしている。
この文章を完成させなければ今回の創作は失敗となる。
自分の中に渦巻いている何か共をなんとかして言葉にしなくては!
自らの曲を聴いて己を奮い立たせるのだ!
おっといけねぇ、別サービスだこれ。
さて、作曲といっても本当に大したことはしていない。
次の音が心地いいかどうかという単純な作り方をしている。
この作曲方法はかの有名な植松伸夫さんも利用していたことがあるそうだ。
※桜井政博のゲームについて思うことX Think about the Video Games 4
しかしこの方法にも弱点はある。
自分の音に自信がなければ作品が完成しないのだ。
例えばテクノ風の曲を作りたくなったとして、テクノ風の音を出してみる。
これでいいのか、これでいいのかと自問自答するが、自分の中にテクノがない。
たとえそれが限りなくテクノだったとしても、やりきれなければ作品にすらならない。
これが自分のテクノなんだと押し通しきれた時、作品は完成となる。
たとえそれが数秒の楽曲でも、単音が数回鳴るだけの楽曲でもだ。
作品に入れられなかった要素で、自らの腕を知ることができる。
作品を完成させることで、自らの価値観を最新にアップデートできる。
公開してからミスを見つけ、落ち込むこともあるだろう。
残念ながらベストを尽くせなかった状態があなたのベストだった。
だが失敗を薄める余裕があったら、次を作ったほうがいい。
あなたの最新作をいつも待っている。
こういうことを恥ずかしげもなく書けることが、創作の一面だと思っている。
PCの性能向上により、昔より安価にデジタルな創作をスタートすることができる。
今はSNSがあるし、あなたの才能を社会に還元するチャンスだ。
思わぬものが得意かもしれない、それが人の役に立つかもしれない。
大人になって自分探しの旅が終わるなんて、作品の綺麗な嘘なのだ。
アドベントカレンダーのおかげで、自らの価値観をアップデートすることができた。
さて、Tekkaはいつオープンするのだろう、どれくらい人がやってくるのだろう。
あなたと作品に出合える日を楽しみに待っている。
今年のまとめをしてみよう
今年はあまり曲を発表していない代わりに、活動そのものを変化させた年だった。
有料での配信が終わったZakkaをフリーにしてみたり。
音ゲーの譜面を作ってみたり。
アルバムWalkerを権利ごと売ってみたり。
その曲の宣伝を動画で行ったりした。
どれもとても楽しいものだった。
さて、今後はさらに活動の場を広げたいと思っている。
先ほどついうっかり漏らしたEntyでは音楽に限らず色々とやっていきたい。
今のところ音の出るゴミこと音の出るおもちゃをいじって遊んでいる。
音楽に関しても、円盤が簡単に作れるようになる方法があるとの話を聞いた。
これを利用しない手はない、次のアルバムのために曲を作りたいと思っている。
小説の方も何かしら作品を作りたいところだが……。
なんにせよ、健康が大事だ。
さて楽しいアドベントカレンダーも残り少なくなってきた。
明日は誰が書くのかな?