読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

CM_cube

Music of Akai Taichi

Walker 先行ライナーノーツ

f:id:coloful_mosaic:20161023191530p:plain

Fuseji Moz氏に依頼したライナーノーツが到着

本人からの提案により一部伏字した状態で先行公開

 

01_??????
 ??????が発表されたのはSoundCloud上が初めてだった。赤井は新しいアルバムを作りたくて様々な曲を聴いていた。その中で赤井が注目したのが?????????の??????????????の告知( ??? )だった。不安になりそうなほど強烈なシンセサイザー、?????????にしか出せない音色を前にして、赤井は思わずリツイートをしていた。
 その後研究を重ね、自らの色を特徴的なリズムと定めたのか、??????のリズムを創造。一気に書き上げ一度公開するが、その後手直しをして再度アップロードしている。今回収録されているものはさらにミックスを調整しているようだ。??にも使われているこの曲がアルバムのコアであることは間違いない。

02_????????????????
 赤井はKOMPLETE 10を購入したが使いこなせているとは言えなかった、特にKONTAKTの扱い方がわからないと語っていた。ダンスミュージックを意識したシンセサイザーの音だが、そこへ実験的なのか弦楽器を混ぜ合わせた。規則的な弦楽器と頑ななシンセサイザーは、??が活躍した時代とテクノロジーを感じ取れる。
 特徴的なベースのリズムは、直前に見たとはしゃいでいた????????????( ??? )を意識したものだろう。タイトルは????だが、???のファンなのか、?????のファンなのかまでは難しい。撤退を感じさせない細かい刻みの重低音は、まともに当たれば敵なしの???を表しているのかもしれない。

03_????????????
 この曲の途中には赤井が自信作だと語った?????( ??? )のメロディが含まれている。変拍子に感じる箇所があるが、しっかりカウントすれば四拍子のままだ。この曲もSoundCloudが初出だが、ミックスの調整が行われている。
 展開はどこかしら病的で、メインで聞こえるシンセサイザーの音はとても神経質だ。最後のすべての音が同じメロディを鳴らす展開は?????でも見られる。もしかしたらこの曲は?????のリメイク作なのかもしれない。
 ミックスに困っているようで、今聞いたバージョンですらまだ手直しする可能性があるらしい。???なのはタイトルだけのようだ。

04_?????????????????
 海外のEDMのような展開と音だが、拍子の頭にアクセントが来るリズムは完全に日本のそれである。展開はできるだけシンプルに抑えてあり、曲そのものも短めでリピート再生向けに仕上がっている。
 メインのバスドラムとは別に、16分でずっと流れているバスドラムがあるが、これは???の?????からの引用だろうか。タイトルは「??????」だが、赤井はアルバムが完成しない、ミニアルバムですら危ういと焦っている様子だった。昔聞いた音から引用をするというのは、赤井の「??????」なのかもしれない。

05_??????
 赤井がよく遊んでいるゲームに???????????????( ??? )がある、この曲はゲーム内の風景ととあるプレイヤーをもとに作ったそうだ。
 この曲はそもそもシングルでリリースされていたが、配信が終わり聞く術がなくなっていたところ今回のアルバムに収録されることになった。この曲もSoundCloudにアップされているが、ミックスが小さく変わっている。
 赤井の自信作の一つらしく、リリース当初はかなり力を入れて宣伝していたが、本人によればあまり売れなかったそうだ。この曲もどちらかといえば短くまとめられていて、リピート再生向けだ。この頃からしばらくして日本でも定額制音楽配信サービスが定着し始めた、ターゲットは定まっていたが作品がついていけてなかったのだろう。

06_Dancer
 明るめのベースから始まる曲だが、メロディはシリアスに響き、所々入る変拍子に慣れたころにはもう何にノればいいのか分からなくなる。今回の曲に限ったことではないが、赤井はくるくる舞うような曲を作ってみたいとツイートしたことがある。縦ノリも横ノリもいいのだが、この曲は展開に合わせて回転のスピードを変えるのが合うだろう。
 しかしリズムの掴み辛いこの曲にDancerと名付ける理由は何だろうか。そんなに深い話ではない、アルバムWalkerのラストを飾る曲がDancerである。周りに無理やり合わせてフラフラと歩くだけのWalkerが、数曲を経て自らのリズムを表現するDancerになったのだ。
 あるいは、踊ってみろという挑戦だろう。

(Fuseji Moz)